和布刈神社
和布刈神社[縣社]
昭和初期のガイド文
門司駅の東北2.5km、古城山の北麓にあり、自動車の便があります。彦火々出見尊その他を祀り、早鞆の瀬戸に臨み、近く長門の壇浦に対し、潮流渦巻き壮観を呈します。旧暦大晦日の夜行われる和布刈神事は古典的神事として有名で謡曲和布刈にもこの有様が説いてあります。社後の丘陵は古城と呼ばれ門司城址です。
※底本:『日本案内記 九州篇(六版)』昭和13年(1938年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 和布刈神社
- かな
- めかりじんじゃ
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存し見学できる
- 住所
- 福岡県北九州市門司区門司3492
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
驛の東北二粁半、古城山の北麓にあり、自動車の便がある。彥火々出見尊その他を祀り、早鞆の瀨戶に臨み、近く長門の壇浦に對し、潮流渦捲き壯觀を呈する。舊曆大晦日の夜行はれる和布刈神事は古典的神事として有名で謠曲和布刈にもこの有樣が說いてある。社後の丘陵は古城と呼ばれ門司城址である。