瑞鳳殿
瑞鳳殿
昭和初期のガイド文
仙台駅の西南約2.5km、市内城山の東、登り口の左手に瑞鳳寺があり、さらに参道を登ると間もなく瑞鳳殿に達します。藩祖伊達政宗の霊廟で寛永14年(1637年)の建築です。奥院の壇上に衣冠束帯を着けた政宗の木像を安置しています。霊廟の向かって右側の柵内には政宗に殉死した家臣15人、陪臣五人の石塔があります。なお瑞鳳殿の向かい側には二代忠宗および三代綱宗の廟があります。
※底本:『日本案内記 東北篇(初版)』昭和4年(1929年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 瑞鳳殿
- かな
- ずいほうでん
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存し見学できる
- 住所
- 宮城県仙台市青葉区霊屋下23-2
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
驛の西南約二粁半、市內城山の東、登り口の左手に瑞鳳寺があり、更に參道を登ると閒もなく瑞鳳殿に達する。藩祖伊達政宗の靈廟で寬永十四年の建築である。奧院の壇上に衣冠束帶を着けた政宗の木像を安置して居る。靈廟の向つて右側の柵內には政宗に殉死した家臣十五人、陪臣五人の石塔がある。尙瑞鳳殿の向側には二代忠宗及三代綱宗の廟がある。