潮来
潮來
昭和初期のガイド文
古来鹿島、息栖、香取三社詣での船客の足溜として栄え、あやめ踊の本場として名を得たところで、現在にその面影を多少留めています。背後の稲荷山は水郷一帯を見下し、はるかに香取佐原方面を望み風景がよいところです。
- 潮来節
- いたこ出島のまこものなかにあやめさくとはしをらしや。ここは加藤洲十二の橋を行きつもどりつ夜があける。
※底本:『日本案内記 関東篇(初版)』昭和5年(1930年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 潮来
- かな
- いたこ
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存し見学できる
- 住所
- 茨城県潮来市
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
古來鹿島、息栖、香取三社詣での船客の足溜として榮え、あやめ踊の本場として名を得た處で、今にその面影の多少を留めて居る。背後の稻荷山は水鄕一帶を見下し、遙に香取佐原方面を望み風景がよい。
- 潮來節
- いたこ出島のまこものなかにあやめさくとはしをらしや。こゝは加藤洲十二の橋を行きつもどりつ夜があける。